どうも、しゅらです。
今年も夏は暑くなりそうですな。
実はうちの寝室にはエアコンがありません。
パソコンの部屋にはあるのですが、寝るときにエアコン掛けるのが嫌でいれてないのです。
しかし、今年は娘もいるし買わないときついですよね・・・。
賞与いっぱい出してほしい!(うちの賞与は7月なのです)
目次
毎日クレームが1.2件入ってくる
係長時代は毎日1.2件のクレームを抱えておりました。
1件終わるとまたクレーム、1件手こずってるとどんどん溜まっていきます。
クレームの種類にもよるのですが、お金が絡む話しになるとどうしても進展が遅くなります。
特に困るのが「破損」です。
壊れ安い商品には予め「割れ物ステッカー」を外装に貼ったり保険を掛けて頂くのですが、この保険代はお客様に払って頂くために渋るお客さんが多かったです。
金額にしたら、中身の金額5万円に50円とかでしたけど余分に払うのは躊躇しちゃうのかな。
でも保険を入れておけば、割と弁償問題はスムーズにいくことが多かったです。
テレビとビデオが壊れたとクレームが入る
ある日のこと、カスタマーサービスの女の子から電話が入りました。
「しゅら係長、○○ドライバーが配達した荷物なのですが、中身がテレビとビデオで破損してるとお客様から電話が入ってますが、対応して頂けますか。」
とりあえず行ってみます。と返事をして、ドライバーに状況確認すると「なんかチンピラみたいな夫婦でしたよ。荷物は梱包もしっかりしてない感じでしたが、荷扱いは問題なく運んだつもりです。」とのこと。
お客様のところに行くと案の定、チンピラ風な若夫婦でした。
壊れたから直してよ!と捲し立てられる
「あ~あんたが責任者?とりあえず、このテレビとビデオが壊れっちゃたから直してよ。」
部屋に入ると直ぐに言ってきました。
しかし、そう簡単には「はい、直します。」とも言えないので、「お客様、こちらの商品を運んだ時の梱包資材を見せて頂けませんか?」と言って、運んだ時の段ボールと中身を見せてもらいましたが、段ボールには傷がついてませんでした。
ただ、箱の中には緩衝材も入っておらず、これでは壊れるわと思いました。
「お客様、こちらテレビとビデオを緩衝材も入れずに段ボール入れたら破損してもおかしくありません。お預かりしたときにドライバーが、梱包は大丈夫ですか?と聞いたと思うのですが。」
「あ~知らねぇよ!壊れないように運ぶのがプロだろうが!とりあえず直すか新品にしろや!」
壊れたテレビとビデオは明らかに10年くらい使ってるような商品でした。
30分くらい話しましたが、奥さんも出てきてぎゃーぎゃー煩くわめくので、とりあえず商品を預かり帰社しました。
古くて部品が無いので・・・・
帰社して上司に相談すると「ん~めんどくさそうな客だな・・・とりあえず修理してやれ。」と言うので修理に出しましたが、修理しようにも型が古くて部品が無いとのこと。
「仕方ねぇな・・・なんか安いやつ買って渡してこい。」
ええ~新品あげるのかよ・・・と思いましたが、上司から許可もらったので、知り合いの業者に頼んで破格の値段で売ってもらい、それを渡しました。
「お~わりぃな!ありがとありがと!麦茶でも飲んでくか?」
もちろん、気分が悪いので遠慮して直ぐに帰りました。
納得は出来ませんでしたが、関わるだけ時間の無駄だし・・と思い、クレーム処理を終了させました。
この時はほんと頭に来ましたね・・・ごねとくかよ!って。
引っ越した先でもクレームを起こす
それから半年くらい経って、他店の係長から自分に連絡が来ました。
「うちに引っ越してきたお客さんで電子レンジが破損したから直せ!って騒いでるのがいるんだよ。でもうちは直せないと言ってるのだけど、○○店のしゅらってやつは直したぞ!って煩いんだよ・・。」
各店で破損の対応が少し違うことがあるのですが、普通の上司は簡単に直していいとは言わないのです。「おまえがなんとかしてこい!」とかざらでしたからね。
自分はある意味恵まれていたのかもしれません。
この電話してきた係長は講習とかでも知ってて仲良かったので上司に報告してから、現地に向かいました。
電子レンジ、新品でもいいぞ!
チンピラ夫婦の新居にお邪魔すると、「おう!しゅら係長さん、これだけど直してくれるよな!直せなきゃ愛着あるやつだけど、新品でも仕方ないからいいぞ!」とのたまってきました。
「お客様、前にも言いましたが梱包はどうでしたか?運んできた段ボール見せてくれますか?」
「あ~段ボールな~穴開いてたから捨てっちゃったわ。」
たぶん、前回きたときに段ボールが奇麗だったのを指摘したから捨てたのでしょうね。
でもそれを聞いて反論することが出来ました。
「あ~それじゃあ、この電子レンジはうちが運んだかわかりませんよね?だって伝票にも中身のこと書いてませんですし。」
「あぁ~ふざけてんじゃねぇよ!おめぇのとこが壊してその態度はねぇだろうが!」
「いえいえ、ふざけてませんよ。だったらうちが運んだ証拠を見せてくださいよ。どこですか?
それと・・・あんまりふざけてるとこっちも出るとこ出ますよ。裁判でも何でもきっちりやらせて頂きますよ。そっちもケツ持ってくれる方がいたら話しといたほうがいいんじゃないですか?
電子レンジぐらいで揉めてるって。」
夫婦で黙ってましたね。
結局、今回は何も補償せずに終わりました。
破損しないように梱包しましょう
よくドライバーの荷扱いが悪いとか言われますが、それだけが破損の原因ではありません。
発送する方の梱包が不十分だったり、もともと破損している商品を送っている悪徳業者いるかもしれません。
これは書くとやばいので書きませんけど。
今ではもっと破損に関しては煩くなっているので、なかなか補償されないかも。
発送することがある方は、しっかりした梱包と安心できる業者で発送してください。
あのチンピラ夫婦、どっかでまたやってそうだな。